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二つの世界

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    泣き叫びこの地に誕生した儚き命よ

     何を考えこの世界の空気中へ ・・・


     憎しみと憎悪に満ちた暗黒の世界

     優しさと感謝に満ちた残光の世界

   2つの世界が競合し表裏一体となるこの世界

      細胞膜から解き放つ胸の鼓動

     収斂された命の灯火 今こそ燃えたまへ、、、

       命が続く限り、、、、


  人は誰しも自分の存在意義が分からなくなり、

     混沌とした無情感に苛まれる 

   論拠、証拠、存在理由を追い求め自分を追い詰める

      だけどさ、

    理論的概念ではなく抽象的概念なんだよ

     だから、そんな根拠なんていらない

     だけど、追い求める なんで???

  ★2つの世界★

 
   大粒の雨が青年の体を激しく打ちつける

      痛みに近い程、、、、

 俺は青年に言った、、、ほら、傘使いなよ。風ひいちゃうからさ。

    青年は首を振った


 痛い。冷たい、、、、だけど何だか心地いいんだ


   過去の醜き残像を消し去りたいからかな


   過ちは誰にでもある、だけどさ、、、、、


      傷を与えられたもの

        傷を与えたもの

もし、後者に心底から罪悪感という感情が心の中にあるならば

     その残像は鮮明に脳裏に刻み込まれる

     もう二度と同じ過ちを繰り返さないように


     これからは回避できるけど過去は消せない

      そんなフレーズが脳裏に焼きつく


    体に刻み込まれた黄金の戒律の弦が

    一本ずつ切られる その度に痛み叫ぶ

     ごめんなさい、ごめんなさい

 
    謝って済む問題じゃないんだよ

    お前の与えた傷は、一生癒される事がないんだ

    一生それを背負ってろや

     
      どうしたらいいの???

   背負い、重くのしかかり、腰はやがて曲がり折れる

       終わりのない憎しみ
   

   憎しみは後悔で相殺できない事を体感する

     これまでにないような後悔の念

      噴き溢れる黒いカオスな液体

     
   憎しみと罪意識が樹海の海原のように絡み合い

     やがて、呼吸をする事すら罪だと思う


     青年は言った 俺なんて生きる価値ない

      もう、消えてしまいたい

    どんだけ謝罪しても、謝罪しても、、、、、、


     終わることのない憎しみという波動

    青年の心を外からも内からも追い詰める

    やがて、それは自らの命の灯火を

      自らの手で消沈する

      逃げ場のないこの丸い地球

     嘘は必ずバレ、罰せられる 太陽がある限り


   青年の手にはナイフがあった

   これで楽になれる 涙と震えと

    その先の解放と快楽を求めるような

    そんな眼差しはどこか寂しそうだった


    俺は、叫んだ

     俺は、第三者で何もわかんない

    あなたが何をして、誰を傷つけ、誰に恨まれ

    あなたがどのように罪を背負ってるか


    だけどね、ただ1つだけ言えることがある

    あなたの後悔の念 痛い程伝わったよ

   
  この世界でさ、罪を犯してそれを自覚してない人、

    いったいどれだけいるだろうか

  この世界でさ、罪を犯しても公にバレてない人が
    
    いったいどれだけいるだろうか


  この世界でさ、罪を正義だと勘違いしてる人が

    どれくらいいるだろうか

  この世界でさ、罪を黙認してる人が

    どれだけいるだろうか


 俺ね、この前さ、雑誌である記事を見たんだ

    ある国でさ
   
  女性達が15歳とかで体を買われ、それから老いるまで毎晩のように夜の遊びのために使われ、年老いたら捨てられる

色んなところから金銭を搾取され続けるから、捨てられたときは一文無しさ。 そんな路上で生活してる 食べ物もない


    日本のように年金なんてないよ

    彼女達には家族もいないよ

    結婚なんて発想にもないかもしれない

     生きるためにどうする???


 とても安い値段で体を売るか、ゴミ拾いをする それくらいの仕事しかない 

   体を売るんだよ?? 76歳の老婆が、、、、


       76歳だよ???
     
     それでわずかな小銭を得るだけ

     だから食料が買えない時だってある

       罵倒され、辱められ、

     それでも路上で必死に生きる老婆は

      何を考えてると思う???

  きっとどこかで、微かな光を信じてるんじゃないかな

   想像しただけで痛ましい 悲しい、腹立たしい現実

   そんな世界がこの地球にあるんだよ

   そんな地獄の苦しみを与えてる人間はどこにいる???

   ちゃんと罰せられてるのかな 

    あなたのように後悔の念に苦しんでるのかな

      人を人として見ない 人間

      それこそ1番の罪じゃん


    でもね、あなたは違うじゃんか

    だから、俺の前では、泣いていいんだよ

       よく頑張ったね 

    ほら、俺の大好きな写真

   これ見て俺はいつも思うんだ


    全ての罪は太陽が、月や星が、見てる

例え建物の中でも、温度という波動を使って聞いてるんだ

    だけどね、罪を償うあなたも同様に

      見てくれてる  聞いててくれる

        それを忘れないで

    太陽は、月は、あなたを見捨てやしないんだ

 ほら、こんな黒く分厚い雲にも太陽の熱が体中を包み込む

       だから温度がある

    月や星空だってそうさ、

  例え雲で見えなくても自ら閃光を放ち輝きながら見ててくれる 

    ほら、ナイフなんて置こうさ


   青年の目には大粒の涙が

   激しく青年に打ちつける雨の中で光った

     ほら、泣いていいんだよー。

    いっぱい我慢したね いっぱい後悔したね

    だけど、あなたの命の灯火が、、、

    強い雨を弾くくらい燃えてるのは

     必ず何か理由があるんだよ

    
    ほら、泣いていいんだから   ね???

   あっ、それから

    さっきの記事の話には続きがあるんだ

  路上で体を売る老婆の姿を見たある富豪が、老人ホームを彼女、彼女のような境遇の人に提供するそうな


    傷を与えた人への傷は癒せなくても、

    その傷に対する罪悪感があれば、

 他の人の傷を癒すこと、救うこと、支えることはできるんだ

   それがいつか、傷を与えた本人に届くように と

     だから、生きてください

   存在価値?? 人はものさしじゃねーよ

         だって

      命とは無限の灯火なのだから

    形なんてないから定規なんて使えないでしょ

        最後に

     あなたと同じ人間なんていない

      過去、現在、未来、ずっとね

      それを忘れないでね

    青年の大粒の涙が頬をつたった

    
     雲の隙間から太陽が見えてきた

    その光に照らされ青年は消えていった


   俺は朝日に照らされ、目を覚ました

      また、夢かwwww

    でもね、俺の頬にも大粒の涙が、、、

    

     加害者、被害者、2つの世界 

      どちらも人間

     今回は前者が見えた

      不思議な夢かな

     台風の去った朝、無限を感じた

     よし、生きて、活きよう
 
 
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コメント

最初のコメントは、私です。二つの世界は、それぞれの大きな世界で、ひとつには、、、ならないのかな???記憶を、忘れ、、、また、やり直せたらいいのにね。。。。。。。

投稿: あみ | 2007年9月12日 (水) 20時58分

青年も、少年と同じよぅに、暴れんぼサンに会いに来たんだぁね☆笑゙


人を人として見なぃのが一番の罪。


うちもそぅ思ぅな。
同じ人間として生まれてきたのに、支配する人間と、支配される人間がいるなんておかしぃ。


存在価値とか関係なぃょね。
自分がどぅ生きて活きるかだょね。


夢に出てきた青年、暴れんぼサン、大切な事教えてくれてありがとぅ(´∪`*))

投稿: しぃ | 2007年9月 7日 (金) 19時55分

青年は 何故そんなにまで 相手を 傷つけたのかな??σ(^_^;)? 嫌いな相手なら、 近付かなければ いいのに、、、、、。 後悔するなら 行動を 起こさなければいいのに。 でもいちいち 頭で 考えて いられないのが、感情なわけで、 相手も、 憎しみだけで いっぱいでは ないだろうし、 嫌い嫌いも好きのうち。って言葉もあるわけで。人間の感情は 一言で 言い表すには、 難しいと 思うわ。 今までの過去は消せない。でも 記憶は 忘れる事ができるから、忘れるくらいの これからの未来を 明るく、、、命ある限り。。。。

投稿: | 2007年9月 7日 (金) 19時53分

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